腰痛、左下肢の痺れと膝の痛みの治療 (症例11)

発症している原因は思わぬ所に潜んでいます

44歳、男性、この方はネット予約から予約をして来院して下さいました。腰痛・ヘルニア治療でご予約頂いたのですが来院された時の症状の重さにビックリしました。るり整骨院までの徒歩5分位の距離が腰から太もも、膝が痛くて歩けないとおっしゃり脂汗をかいている程でした。立っていて膝を伸ばすと痛みが出てしまうので歩行姿勢も崩れてしまっていました。既往歴を伺うと腰椎ヘルニアもあるとのことでした。

検査と評価

一番初めに確認しないとならないのは、この症状がヘルニア由来であるかどうかです。下部腰椎のヘルニアの検査は陽性でした。続いてうつ伏せになって頂き、ある体勢になって頂くと症状は落ち着きます。ヘルニア由来であればこの体勢でも症状に変化は出ないはずです。以上からヘルニア由来だけではないと判断し施術を開始させて頂きましたが、これが迷宮の入り口だとはこのときは思いもしませんでした。

施術と感想

初回、坐骨神経痛と考えましたのでお尻から主に下肢の調整を行いましたが、正直、大きな成果はあげられず何とか歩いて帰れる程度でした。2日もやはり辛そうに歩いていらっしゃいました、前日と比べ症状の改善はほぼありませんでした。この日はお腹から姿勢の調整を行いました、症状はあまり変わりませんでしたが、起き上がり動作ができるようになりました。3日目、正直、青ざめました、自分の見立てミスだったのかとあせりました。前日より酷くなっていました。そこで落ち着いてもう一度、最近環境に変化がなかったか伺うと、最近忙しく(ここまでは聞いたました)ソファーで寝ていると言うのです。しかも腰が沈んだ状態で膝にはクッションが当たっていました。早急にソファーをやめて頂くようお伝えしこの日は膝の調整を行いました。翌日、症状は残るものの普通に歩いていらっしゃいました。この日は姿勢と膝の調整を行ったところ長時間歩くと症状が出てきますが日常ではほとんどでなくなりました。1週間かかりましたが症状は落ち着き、また発症してもセルフケアをお伝えして、それをやって頂くことで症状を抑えられました。今回の原因はソファーでの寝姿勢と膝にあたっていたクッションでした。普段気にならないような刺激でも長時間かかり続けると大きなきっかけになってしまうという教訓のような症例でした。

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