私が読んで施術の参考になった本(2)足のクリニック

足部は正直苦手という先生も少なくないと思うが、私もその一人でした。 なかなか判断も難しく症状も難渋する足部という部位だけでもかなりの種類の疾患がある。
そんな足部疾患の本書をなぜわざわざ読んだのか

それは患者様に意外と足の不調で悩んでいる方が多かった事と、足が原因となって起こっている腰痛が多かったからです。
本書は足痛の原因や豆知識、 診察のコツ、足部の診察の仕方から整形外科的な基本治療、足の部位ごとに分けた足部疾患が完結に書いてある珍しい本です。

足と腰痛との関連性

上記したように足は難しいと巷でも言われている、しかしそんな先入観で初めから診ていないか?
足部に特有な疾患はそれを知ってさえいれば、全部が難しい物ばかりではなく、疾患の原因やメカニズムを知っていれば、処置や施術のバリエーションも増えて、多くの足のトラブルにも対応できます。

足は万病のもとか、「足の裏のツボをマッサージすれば色々な疾患に効果がある」そんな話をよく聞きます。
繋がりがあるのは同感だが、果たしていかがなものでしょうか。

外反母趾や偏平足が、直接、腰痛や膝の病気になるとは思えないが、靴に小石が入っただけでも、少し歩くのも辛くなる。
足のケガなどで痛みを抱えたまま、変な姿勢で立っていたり、足を引きづって歩いたりしていれば、腰痛や肩こりなど
体の至る所に不調が出ても全く不思議ではない。

足が痛ければ歩くどころか外出さえ億劫になり、心と体の健康を損なう。
立って歩けるというのは健康な生活の要と言っもいいと思うと、あながち嘘とは言えない。
人間が常時起立、2足歩行を行う上で足は支えとなる重要な器官である。動くという動物としての機能を支配している、
足が弱く、体力が衰える。健康でないは同義語で、足の健康を保つ事は健康の源である。

靴選び

足の痛みの多くは、靴の選択ミスであることが大半である。足の変形や骨性の突出が原因の足痛は靴の選び方で緩和できる。
当院でも足部の痛みを訴える方はまず普段履いている靴をチェック。

靴は仕事が終わった後、足長、足幅、足囲を図り、両足とも履いて、歩いてみて選びます。
靴の長さと幅が同じサイズでもメーカーやデザインで、寸法が微妙に違い、履いてみなければ合うかどうかわからないからです。

靴選びの流れとチェックポイント

    1 足はむくんで大きくなるので夕方に足の幅・高さ・集計を測る
    2 靴の長さは履いた時、つま先を曲げずに靴の先端まで入れた際、 踵の後ろに手の小指が入る位が良い
    3 足の指が入る部分が高く足の指が自由に動く
    4 靴の幅は、親指と小指の第一関節にピッタリ合う物が良い
    5 親指の第一関節が靴の内側の一番広い位置に来る
    6 アーチサポートは土踏まずの一番高い場所に合う
    7 踵の横の革が踵をしっかり保持している

普段あまり着目されない足だが意識してみると見えてくる物も沢山ある。

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